2015年8月2日日曜日

vol.966 「マッケンジー法:膝手術後の痛み」

ある患者さんの症状を
マッケンジー法で評価してる際に、

「先生、膝を手術した後の痛みって診てもらえますか?」
と質問をいただきました。

答えはもちろん「評価します!」と。
後日、その方のご家族の方が膝の痛みで来院されました。
写真では分かりずらいですが、
6年前に膝外側の半月板の手術をされています。
 
症状としては
手術した頃の6 - 7割の痛みで
 
2ヵ月前から
・屈伸時 ( 特に上りで )
・階段昇降時 ( 特に上りで )
・右足を軸にして時計回りに動かした時
・正座時
 
等々で、右膝外側に痛みを感じると。
 
「マッケンジー法」は症状が手術後でも、
痛みが酷くて立てなくても評価をします。
 
それは「マッケンジー法」の評価 = 治る!ということではありません。
 
症状をまずは問診を取り、危険な情報がなければ
次に理学検査に入っていきます。
 
もし問診によって危険な情報があれば
それ以上私が症状を診ることはありません。
 
一刻も早く
適切な医療機関に行っていただきます。
これも「マッケンジー法」の評価です。
 
ですからどんな症状でも
「マッケンジー法」によって” 評価 ”をすることは可能なのです。
 
症例から反れてしまいましたが、
この方の場合、問診の中では全く危険な情報もなく、
理学検査の中でも先程よりも膝の痛みが改善されていました。
 
初日終了時に
エクササイズなどいくつかお教えし、
 
2回目の来院時には
「痛みは減ってるけども膝を捩った時の痛みは同じ」と教えていただきました。
 
処方したエクササイズに少しアレンジを加えて
何セットか行っていただきました。
 
その後
右膝を捩る負荷を加えてもらったところ
「痛みないですね」と良い反応が出てきました。
 
今回アレンジを加えたエクササイズを処方し、
3回目の来院時には「右膝に痛みを全く感じない」と喜んでいただき
卒業となりました。
 
手術後の痛み = また手術か・・・
と考えることはありません。
 
今回の症例のように
保存療法で改善する可能性もあります。
 
それも自分自身で!。
「マッケンジー法」はそのお手伝いをさせていただきます。
 
今回の症例も
非常に良い経験をさせていただきました。
Yさんありがとうございました。

●注射・マッサージ・電気治療・湿布などで症状が改善されない
・腰の痛みや
・首の痛みだけでなく、
 
股関節の痛み”や、
膝の痛み”でお悩みの方々へ
 
「六整骨院」では、
自分で痛みをコントロールできる”( 自分で痛みを治す )
マッケンジー法」をおすすめしております。

「マッケンジー法」独自の問診と理学検査によって、
・どこが?原因で股関節や膝に痛みがあるのか、
 → 痛みの犯人を見つけて、

・どうすれば改善するのか
 → お願いした姿勢、エクササイズなどを積極的に行っていただき、

・今後この痛みをくり返さないためにはどうすればいいのか
 → 再発予防も自分でできる!

「マッケンジー法」はマッサージ・電気・湿布などの対処療法ではなく、
患者さんご自身で痛みの原因に対してアプローチするので、
安全安心な根本的な改善を目指す療法なのです。

その痛みをご自身で治してみませんか?
そのお手伝いを「六整骨院」はさせていただきます。

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■六整骨院は京都の医療機関で初めて「国際マッケンジー協会認定資格」を習得しております。

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(075)841-6666 まで